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ニュース・プレスリリース

2007年3月19日
新日鉄ソリューションズ株式会社

システムトランスフォーメーションを実現する
次世代工法によるシステム構築およびコンサルティングサービスを開始

 新日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区新川二丁目20-15、代表取締役社長:鈴木繁、以下 新日鉄ソリューションズ)は、ビジネスの変化に柔軟に対応し、ROI向上と TCO削減に貢献するシステム構築の次世代工法を開発しました。本年4月から、次世代工法を適用したシステム構築およびコンサルティングサービスを開始します。システム構築にあたっては、日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町四丁目1、代表取締役社長:新宅正明、以下 日本オラクル)のミドルウェア製品群を利用します。

 変化の激しいビジネス環境の下、既存システムのアーキテクチャを刷新して変化に柔軟に対応できるシステムにトランスフォーメーションするニーズが急速に高まっています。これを実現する有力な方法として、SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)に基づいたアプリケーション開発が注目を集めています。しかし、SOA適用は技術的に難易度が高く、適用開始前に半年から1年の期間とコストをかけた事前準備が必要でした。

 新日鉄ソリューションズは、複数の先行企業との取り組みで得た知見と複数のベンダー製品の活用知見をベースに、SOA適用を容易にする次世代工法「NSFLEASY」(エヌエスフリージー)をこのたび開発しました。この工法を活用することで、SOA適用の事前準備を短期間・低コストで実現することができます。これから SOA適用を目指す企業は、システムの将来像にいち早く到達することができるとともに、適用範囲を順次拡大することにより企業システム全体の体質改善を段階的に行っていくことができます。

 SOA適用によるアプリケーション開発は、従来のスクラップ&ビルド型から、追加・変更型に変わります。それに対応する ITインフラについて、従来のようにシステム構築の初期段階に仕様を固定し、アプリケーションの追加・変更に合わせてスクラップ&ビルドしていたのでは、SOA適用のメリットが半減してしまいます。そこで ITインフラも、スクラップ&ビルド型から追加・変更型に変えていく必要があります。現在それを実現する技術として、グリッド・ユーティリティ・コンピューティングが注目を集めています。
 新日鉄ソリューションズは、他社に先駆け2005年12月にベンダー14社の協力を得て自社内にグリッド・ユーティリティ・コンピューティングの検証施設NS Solutions Grid/Utility Computing Center(NSGUC)を設立し、実用化に向け多くの検証を重ねてきました。この度、NSGUCの成果を生かし、Oracle10gを利用した追加・変更型で変化に強い柔軟な ITインフラを設計・構築するための次世代工法「NSGRANDIR」(エヌエスグランディール)を開発しました。この工法を活用することで、リソースの有効活用を実現する ITインフラを効率的に設計・構築することが可能となり、結果 SOA適用のメリットを十分に享受することが出来ます。更に、同工法は ITインフラのリソースのユーティリティ化も実現することも出来ます。

 新日鉄ソリューションズは、既存システムをビジネスの変化に柔軟に対応する新しいシステムに移行する「システムトランスフォーメーション」に取り組んできました。製鉄システムの刷新を含め、基幹システムの構築・運用・保守、ならびに既存システムのリエンジニアリングにおいて豊富な経験を持っています。新日鉄ソリューションズは、これらの経験と今回開発した次世代工法を用いたシステム構築により、ビジネス環境変化に柔軟に対応する SOA適用のシステムとそれらに追従する ITインフラを同時に実現させ、企業システムのトランスフォーメーションを更に推進していきます。

 新日鉄ソリューションズは、本件に関連するシステムインテグレーション事業において、2007年度30億円の売上を目指します。

以上

■各工法の詳細

SOA適用のための次世代工法「NSFLEASY」(エヌエスフリージー)

"業務に対応づけた分割型アプリケーション配置"と"オープンスタンダードによるアプリケーション間疎結合連携"をベースにしたアーキテクチャ定義を行いました。
主要機能は、日本オラクルの SOA Suite製品である、Enterprise Service Bus、BPEL Process Manager、Web Service Manager、Business Activity Monitoring、ならびに、Service Registry を適用し、SOA Suite製品にはない機能をファシリティ機能として追加し、事前検証済みのアプリケーション統合基盤としてご提供します。
プロジェクト実施・システム運用における、プログラム開発・配備・資産管理における実践的なプラクティスを整備しました。
※NSFLEASY:NS Solutions Federation of Loosely coupled Entity group by Application Synchronizationから来る造語。合わせて、「Flexibility(柔軟性)を事前考慮したアーキテクチャで業務変更に対するシステム変更をEasy(簡単)に実現する」ことを表現するコンセプトとしています。

新日鉄ソリューションズでは、①~③を実践するシステム構築、および、①~③をリファレンスとしてお客様独自の工法確立に向けたコンサルティングサービスをご提供します。合わせて、SOAの着手領域決定・展開計画策定などのシステム化企画コンサルティングサービスもご用意しています。

ITインフラを最適化する次世代工法NSGRANDIR(エヌエスグランディール)

新日鉄ソリューションズは、グリッド・ユーティリティ・コンピューティングにいち早く着目し、NSGUCにおいて先端的な検証・研究を重ね、昨年12月には東京大学素粒子物理国際研究センター内「ATLAS実験地域解析センター」にインテルデュアルコア プロセッサー搭載システムとして日本最大級のグリッド・コンピューティング・システムを納入しました。
NSGUCでは、Oracleのグリッド実装技術についても最も重要なテーマの一つとして取り組み、既に64ノード超のサーバのRAC(Real Application Clusters)化を実現しています。2007年度は、3つのサイトに分散されたデータセンター上に構築された大規模グリッド環境(223ノード、446CPU)上での統合データセンターサービスも推進していきます。
今回本格的に展開を開始する NSGRANDIRでは、第一弾として水平分散された小型サーバ群上で、Oracle Real Application Clusters 10g、Oracle Application Server 10gによる高い可用性とスケーラビリティの確保、Oracle Enterprise Manager/Grid Control による統合運用管理、さらにトラフィックの変動に合わせたリソース配分を実現する統合 ITインフラを提供します。NSGRANDIRでは、従来のようなピーク負荷時にあわせたサイジングとは異なり『小さく入れて大きく育てる』『変化に強い ITインフラ』の構築を可能にし、ビジネス成長に合わせた柔軟なシステム拡張、TCO削減、リソース有効活用を図ることができます。
NSGRANDIRの次のステップとしては、Infiniband(インフィニバンド)を駆使しての大規模 RAC構築、プロビジョニングツールを組み合わせたリソース配分の自動化、負荷特性が異なる複数システム間のグリッド統合によるシェアド・サービス化等も視野に入れていきます。
お客様は、ITインフラの設計・構築に際し、緻密な検証と実証済の技術に支えられた次世代工法 NSGRANDIRを安心して活用することができます。ITインフラを最適化するために必要な、正しい製品の選択、可用性、セキュリティ、運用管理性、スケーラビリティの確保に関しても、新日鉄ソリューションズ独自の方法論『基盤フレームワーク』が適用されるため、通常 ITインフラの設計・構築に必要とされる負荷・工数を大幅に削減することができます。
※NSGRANDIR:NS Solutions Grid And Dynamic Infrastructure から来る造語。GRANDIRは仏語で『成長する』の意味があり、まさに『変化に強い』新時代の IT インフラを表現するコンセプトとしています。

・NS Solutionsは新日鉄ソリューションズ株式会社の登録商標です。
・ORACLEは、米国ORACLE Corp.の登録商標です。
・本文中の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
 

<エンドースメント>

 日本オラクルは、新日鉄ソリューションズによる次世代工法「NSFLEASY」および「NSGRANDIR」を適用したシステム構築、コンサルティングサービスの提供を歓迎いたします。現在、システムを SOAで構築し、GRIDで全体最適化した統合基盤が求められています。日本オラクルは、この需要に応えるためのインテグテーション基盤として「Oracle Fusion Middleware」および、「Oracle Database」を提供しています。新日鉄ソリューションズは、オラクルの SOA統合基盤「Oracle SOA Suite」を適用しシステム開発手法を体系化した最初のパートナーであるとともに、NSGUCを活用したGRIDテクノロジーの検証へも先駆けて着手し、2006年においては導入実績もトップクラスです。今回発表した、「NSFLEASY」、「NSGRANDIR」とオラクル製品を組み合わせることにより変化に強い企業システムを SOAおよびGIRDによるソリューションで実現できるものと期待しています。

日本オラクル株式会社
常務執行役員 システム製品統括本部長
三澤智光

【本件に関するお問い合わせ先】

新日鉄ソリューションズ株式会社
産業ソリューション事業部  鈴木(清)
TEL:03-5117-6063
メールでお問い合わせ

【報道関係お問い合わせ先】

新日鉄ソリューションズ株式会社
総務部 広報・IR室 鬼塚
TEL:03-5117-6080
メールでお問い合わせ

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